限定承認

相続したプラスの財産の限度でマイナスの財産の責任を負うことをいいます。

限定承認の仕方
・相続財産目録を作成して家庭裁判所に申述します。
・相続人が全員そろって限定承認しなければなりません。
相続人の中に限定承認することに賛成しない人がある場合、相続放棄をするといいでしょう。
・相続人の一部の人が相続放棄をした場合、その人ははじめから相続人ではなかったことになるので、他の相続人全員で限定承認の手続をします。
・故人に1000万円の借金があり、相続財産が400万円だった場合、相続人は400万円は支払う責任を負いますが、600万円については自分自身の財産から支払う責任はありません。