★通夜の準備
通夜の時間
以前は近親者などが故人の霊をなぐさめ悪霊がつかないように葬儀・告別式の日の朝まで夜通し営まれていましたが、現在では午後6時ごろから2~3時間で終わる半通夜が主流となっています。喪主は、通夜が終わったら、翌日の告別式で拝読する弔電を2~3通選んでおきます。
席次
棺に近いところから、祭壇に向かって右側に喪主、肉親、近親者などが座り、左側には世話役、友人、知人や会社関係者などの弔問客が座るのが一般的です。
式次第
1.一同着席
僧侶が到着したらいったん控え室に通し、喪主と世話役代表が挨拶をし、茶菓の接待をしてから着替えてもらいます。通夜ぶるまいを受けてもらえるかどうかもこのときに確認しましょう。その間に通夜に参列する人は席に着きます。
2.開式
3.僧侶入場
進行係が控え室の僧侶を案内します
4.僧侶読経
30~40分
5.遺族焼香
読経の進行中に僧侶か進行係の合図に従って喪主から順に焼香します。
6.参列者焼香
7.僧侶退場
全員の焼香が終わったら、進行係は僧侶を通夜ぶるまいの席に案内します。一同黙礼して見送ります。
8.喪主挨拶
喪主は、一般弔問客に対し1~2分のお礼の言葉を述べ、後日の葬儀の日時や通夜ぶるまいの案内をします。
9.閉式
10.通夜ぶるまい
弔問客に対する感謝の意を示す飲食接待です。一人当たり2,000円から3,000円でだいたい一時間ぐらいです。終了時には喪主か世話役が挨拶して終わります。近年では焼香が終わったら順次案内するケースや、親族のみで行うことも多いようです。
僧侶の接待
僧侶が通夜ぶるまいを辞退した場合や、通夜ぶるまい自体行わない場合は、いくらか包みます。
- ◆御膳料
- 1万円程度
- ◆御車代
- 3,000円~5,000円